愛知県犬山市にある「犬山城」に行ってきました。
「犬山城」は、愛知県と岐阜県の県境を流れる木曽川のほとりにある国宝です。
「白帝城」とも呼ばれるこのお城は、室町時代の 1537年 ( 天文6年 ) に、
織田信長の叔父「織田信康」によって築城されました。
木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた犬山城は、
中仙道と木曽街道に通じ、木曽川による交易、政治、経済の要衝として、
戦国時代の攻防の要となりました。
戦国時代以降も、要所として時の有力者によって治められたのですが、
1871年 ( 明治4年 )、廃藩置県で愛知県の所有となり、
その際、天守以外のほとんどの建物が取り壊されてしまいました。
取り壊されなかった天守は 1935年 ( 昭和10年 )、
「現存する日本最古の様式」として、国宝に指定されました。
1952年 ( 昭和27年 ) には、規則改正に伴って、改めて国宝に指定されています。
国宝指定されている城は、日本国内に4つしかありません。
1つは、世界遺産でもある「姫路城」。
あとは、滋賀の「彦根城」、長野の「松本城」、そして、愛知の「犬山城」。
僕はこれまで、犬山城だけ訪問したことがなかったので、
今回の訪問は非常に楽しみでした。
で、訪問した感想はというと、
といったようなものでした。
とにかく、天守最上階からの眺めが素晴らしかったです。
特に、木曽川の眺めは最高でした。
上の写真の右側は、天守最上階からみた犬山市街の風景なのですが、
これの逆側の木曽川の風景が、とにかく素晴らしかった。
「この風景も国宝指定していいんじゃないか?」
って、思ったくらいです。( 笑 )
ちなみに今回は、その風景の掲載は控えました。
だって、良いものは独り占めしたいじゃないですか。
というのは冗談で、( 笑 )
その写真は、2010/05/10 に「フォトギャラリー」にアップすることにしました。
せっかくの風景を、小さい写真で掲載するのはもったいないですからね。
ということで、木曽川の風景に興味のある方は、週明けの更新にご期待ください。
で、その風景を見て感動した方は、是非一度、犬山城を訪問して、
再度ご自分の目で、その風景を堪能してみてください。