静岡県下田市にある「下田海中水族館」に行ってきました。
下田海中水族館は「和歌の浦」という天然の入り江に浮かぶ浮遊円形水族館です。
開館は1967年。 以降、現在に至るまでの長い歴史を誇っています。
下田海中水族館の中心部、入り江に浮かぶ浮遊円形水族館「アクアドームペリー号」は、世界で初めて海に浮かんだ水族館として名を馳せています。
総排水量1300トン。その内部には総容量600トンの巨大な水槽が入っており、魚類や無脊椎動物・海藻など50種4000点もの生物が生息しています。
アクアドームペリー号の外、天然の入り江「和歌の浦」では「バンドウイルカ」や「カマイルカ」が飼育されており、 海中で一緒に泳いだりすることができます。また浅瀬付近でも、イルカ達に直接エサをあげたり触れあったりすることができます。 ※ すべて申し込みが必要です。
その他にも「アザラシ館」「ペンギンプール」「カメ池」、伊豆の海に生息する多種多様な生物250種類1500点を展示している「海の生物館シーパレス」などたくさんの施設があって、いろいろ楽しめるようになっています。
私が「下田海中水族館」を訪問したのは今回が初めてです。
「入り江に浮かぶ水族館」ということ以外は何も知らない状態で、
「まあ、入り江に浮かんでるだけで、内容は普通の水族館でしょう。」
と、あまり期待しないで訪問したのですが、良い意味で期待を裏切られました。
とにかく楽しかったです。
感想として、まず最初に挙げておきたいのは「イルカが近い」ということ。
もうほんと、目の前をスイスイ泳いでます。
別料金を払えば、イルカに直接エサをやったり触ったりできるのですが、
なんせイルカが近いので、それをやってるのを見てるだけでも十分に楽しめました。
次に楽しめたのは、アクアドームペリー号内にある「アクアホール」で行われた巨大水槽でのエサやり実演。 エイがもしゃもしゃと魚を食べる姿が可愛かったです。
そして、個人的に一番気に入ったのが「ドクターフィッシュ・ガラ体験」です。
これは何かといいますと、「ガラ」という「人肌の古い角質をついばんで肌を綺麗にしてくれる魚」に実際に角質を食べて貰う体験をしてみようものです。
ガラがたくさん泳いでいる水槽に手を突っ込むだけの、端から見たら「何やってんの?」って感じのものなんですが、僕はこれにドップリとはまってしまいました。
水槽の中に手を突っ込むとガラがワァーッと寄ってきて、一斉に僕の手の古い角質をパクパク食べ始めるのですが、これがもうたまらない感触で最高に楽しかったです。
「くすぐったい」というのとはちょっと違うのですが、この何ともいえない感触に、
終始「むほほほほほ」と不気味な笑いが出続けました。( 笑 )
さて、今回紹介した「下田海中水族館」ですが、
もし下田を訪問する機会があったら、絶対に訪問しておいた方が良いと思います。
いろいろ貴重な体験ができると思いますので、是非一度、足を運んでみてください。