神奈川県藤沢市・江の島にある「江の島岩屋」に行ってきました。
「江の島岩屋」は、江の島西南端にある海食大地「稚児ヶ淵」にある洞窟です。
波の浸食によってできた、この「江の島岩屋」は、
長さ152mの「第一岩屋」と112mの「第二岩屋」で形成されています。
洞窟内は「光と音」による演出が施されており、さらに「第一岩屋」では入口で渡されるロウソクを持って移動するため、すごく神秘的な雰囲気に満ちています。
この洞窟には、弘法大師や日蓮上人が修行したということや、1182年に源頼朝が奥州藤原秀衡征伐の戦勝祈願したという有名なエピソードが残っています。
また、古くから信仰の対象とされ、「江の島信仰発祥の地」として崇められてきたということもあって、江戸時代の頃から、多くの訪問者で賑わっていました。
途中、昭和46年 ( 1971年 ) に、落石の危険から閉鎖されましたが、平成5年 ( 1993年 ) に完全修復され、再び入窟できるようになりました。
私が「江の島岩屋」を訪問するのは、今回で4回目です。
1回目と2回目は休日に友人数名と、3回目は平日に撮影帰りのスタッフと、
4回目の今回は… 平日の朝方、このレポートのために1人で訪問しました。
「第一岩屋」は奥行きがあり洞窟内部に外の光が届かないので、基本的に暗闇です。
従って、ロウソクと周囲にあるわずかな光を頼りに移動することになります。
洞窟内には石像が大量に並んでおり、洞窟最深部にも石像が置かれています。
「第二岩屋」はそれほど奥行きがなく、洞窟内部に外の光が届きます。
なので「第一岩屋」と比べると、容易に奥まで進むことが出来ます。
洞窟内には色とりどりに光る小石が置かれてあり、洞窟最深部には「龍」がいます。
ところで、今回の訪問で初めて気がついたのですが・・・
ここ、結構怖いです。 何が怖いって、「音の演出」が怖いです。( 笑 )
上の説明の所にも書きましたが、「江の島岩屋」の洞窟内には「光と音」による演出が施されています。
光に関しては「明るい・暗い」という問題だけなのでいいのですが、音に関しては、う~っすらと聞こえてくるくらいの音量で流れているので、非常に不気味です。
これまでは友人・知人と一緒だったり休日だったりで、周囲にたくさん人がいたので気付きませんでしたが、
今回は1人、しかも、朝方で訪問者は私だけ、という状況だったので、洞窟内に流れる不気味な音に恐怖する羽目になりました。( 笑 )
ちなみに私は、
「第一岩屋」は見応えのある「リアルな洞窟」と思っていますが、
「第二岩屋」に関しては「ギャグ」だと思っています。
「何がギャグ?」ということは、ここには書きません。
是非、一度訪問して、皆さんの目でご確認ください。( 笑 )