東京都江東区白河にある「深川江戸資料館」に行ってきました。
ここは江東区地域振興会によって運営されている「江戸深川に関する歴史・民俗を紹介する資料館」です。
深川江戸資料館の資料展示室は地下1階から地上2階までの吹き抜けになっており、そこには「江戸時代末期 ( 天保年間頃 ) の深川の町並み」が再現されています。
再現は、屋根の上の猫や門に留まる雀、軒下に干されている洗濯物、屋台の稲荷寿司、八百屋の野菜などなど、細部に渡って行われています。
資料館内の建物には上がることができ、座ったり寝転がったりもできます。
さらに、照明効果による「昼夜」や音響効果による「町並みの雰囲気」までもが再現されているので、訪問者は「まるで江戸時代の深川地区にタイムスリップしたかのような感覚」を楽しむことができます。
行ってきた感想は「小さいけど大きい、そして楽しい!」というものです。
何が「小さい」かというと、それはここの「敷地面積」。 とにかく狭い。
で、「大きい」というのは「展示資料 = 江戸時代の深川を再現した街並み」。
3階分をぶち抜いた吹き抜けにドーンと存在する町並みの迫力は凄いと思いました。
そして、なんだかんだ言っても最終的な感想は「楽しい!」でした。
上にも書きましたが、とにかくここでは「まるで江戸時代の深川地区にタイムスリップしたかのような感覚」を楽しむことができます。
館内が狭いだけに、ウロウロしてると同じところを何度もぐるぐる回ることになるのですが、そこに照明効果と音響効果が功を奏してきて、気が付けば自分がそこの住人になっているような気分になっていました。
照明が落ちて夜になったので家の中に入って座ってじっとしてたら、鶏の鳴き声が聞こえてきて朝になった。
外に出てみたら雀の鳴き声とアサリ売りの声がする。
しばらくすると大勢の人の騒がしい声がしてきて、その後辺りはオレンジ色になる。
日々の生活の中、自分の家の周りを徘徊してるような… そんな感覚になりました。
さて、今回訪問した「深川江戸資料館」、個人的にはかなりオススメです。
江戸深川の雰囲気をバリバリ味わうことができるので、是非訪問してみてください。