日本橋の次の散策ポイントは、「按針町」です。
「江戸東京散歩」によると「按針町」は、
町名は、家康の外交顧問だったイギリス人・三浦按針 ( ウィリアム=アダムス ) に由来する。 家康に与えられた屋敷がこの辺りだった。 屋敷跡に石碑が立つ。
とのこと。
ここ ( 日本橋 ) からすぐの所にあるので、さっそく訪問してみましょう。
日本橋の手前、三越前の交差点を渡って、
すぐ横の路地に入ると、
三浦按針の屋敷跡碑 があります。
今回の散策ポイントはこっちではなくて、
「按針町」という町の方なので、続けてその近辺に移動します。
で、到着。
地図によると、この辺りが「按針町」なんですが…
さっぱり、わかんないですね。( 笑 )
仕方ないので、そこの電信柱のところで…
第11散策ポイント 「按針町 -あんじんちょう-」
歩数 「14116」 時間 「12:34」
ちょっと近辺を歩いてみましたが、
特にモニュメントとかも見当たらなかったので、
とっとと次に移動します。
次の散策ポイントは「ケンヤタナ ( 玄冶店 )」です。
ケンヤタナは、ここから少し歩いた所、人形町の近辺にあります。
で、「ケンヤタナ」がどうして散策ポイントに指定されているかというと、
玄冶店は「切られ与三」こと与三郎を描いた歌舞伎で有名な場所。店跡が残る。 隣には昭和45年まで続いた寄席・人形町末広亭の碑が立っている。
という理由から。
ふ~ん。
僕は「切られ与三」というのを知りませんが、
ちょっと調べてみたところ、どうやら歌舞伎の名作みたいですね。
正式な演目名は、
「与話情浮名横櫛 -よわなさけうきなのよこぐし-」
というらしいです。
う~ん、舌噛みそうな名前だ。( 笑 )
ところで、ここ ( 按針町 ) から人形町に向かう途中には、
2009年1月の企画「東京七福神巡り」の際に訪問した
「日本橋七福神・椙森神社 ( 恵比寿 )」
があります。
最近になって知ったことですが、実はこの「椙森神社」の付近には、
若かりし頃の坂本龍馬が通い、後年の一時期には住み込んでいたという、
北辰一刀流・千葉定吉の道場があったそうです。
前に訪問した「千葉周作 ( =玄武館 )」は、龍馬の師匠・千葉定吉の
兄が運営する道場ということで、それほど縁深いという感じでもなかったのですが、
こちらの方は、まさに龍馬と縁が深い場所だということですね。
ただし、それについては「確定」というわけではないらしく、
桶町 ( 今の東京駅付近 ) に道場があったという説と二分されているようです。
※ ちなみに、近年までは東京駅付近の方が定説とされていましたが、
現在では椙森神社付近の方を推す学者が多いのだとか。
さて、そんな椙森神社を後にし、少し歩いたら…
到着しました。
第12散策ポイント 「ケンヤタナ ( 玄冶店 ) -げんやだな-」
歩数 「15502」 時間 「12:53」
ここは営団地下鉄・人形町の駅前。
モニュメントは非常にわかりやすい所にありました。