先日、所用あって本屋さんに行きました。
で、用事を済ませたあと、ちょっと旅行本コーナーに立ち寄って、
「何か企画に使えそうな情報はないかなぁ~」といろいろ物色していたら、
っていう本を見つけました。
東京銭湯 お遍路MAP?
なんじゃこれは?
とりあえず、その書籍を購入して、事務所に戻る電車の中で熟読。
WEBサイトもあるということなので、事務所到着後、WEBサイトもチェック。
【参考】 東京都浴場組合 - http://www.1010.or.jp/ -
で、わかったことは…
僕の感覚では「お遍路」といえば、「四国八十八箇所巡礼」に代表されるような
「長く辛い道程を、ボロボロになりながら、1つ1つ歩いて巡礼する。」
という、いわゆる「苦行のイメージ」なんですが、
どうやら、ここで言うところの「お遍路」の趣旨は、
「東京の全ての銭湯をお遍路さんのように巡って、楽しく完全制覇しよう!」
というもののようです。
要するに、
「お遍路さんは楽しいよっ! だから、みんな銭湯に来てねっ!」
っていう、東京の銭湯組合のキャンペーンなわけですね。
ふむふむ。
うん、これは面白そうだ。
その話、乗った!
ということで、今回の企画は「東京銭湯巡礼」です。
さて、企画である以上はルールが必要。
で、今回は以下のようなルールを設定しました。
「東京銭湯 お遍路MAP」に書いてある順番どおりに銭湯を巡ります。
尚、「東京銭湯 お遍路MAP」では「お遍路MAP」が各区域ごとに分かれていて、それぞれの区域で番号が1から順番に振られているので、この企画でも、その方式に従うことにします。
つまり、今回の企画では東京にある銭湯(約900件)全部を廻るのではなく、ある1つの区域にある銭湯を巡ることにします。
で、今回巡る区域は「江東区」(銭湯数34件)。
ちなみに、なぜ江東区かというと、うちの事務所が江東区にあるからです。
「とりあえず、地元を制覇!」ってなとこです。
お遍路さんといえば、やっぱり「徒歩」。
元祖お遍路さんの時代は車や自転車なんてものはなかったので、当然です。
お遍路さんという「苦行」をやっているのですから、その道中は食べ物を食してはいけません。水分補給のみが許されます。
銭湯に到着したら万歩計と時間をチェックして、外観の写真を撮ります。
その時点では、決して風呂には入ることは許されません。
辛く苦しい旅を乗り切ってこそ、幸せ(入浴)を掴むことができるのです。
お遍路さんには「結願成就」と「満願成就」というものがあります。
ということで、こちらもその慣わしに従って…といきたいところですが、東京銭湯巡礼の場合、総本山っていうのが不明なので、この企画では、
とします。
入浴する銭湯は、お遍路で廻ってきた銭湯であれば、どこでもOKとします。
時間制限は設けません。
ただし「満願成就」するまでは、帰ることは許されません。
さて、こんな感じでルールを設定しましたが、要するに
「1日で江東区の銭湯を歩いて全部廻ろう」
ということです。
で、全部廻りきったら、どこかの銭湯にゆっくり入浴する…と。
いや~、銭湯なんて何年ぶりかなぁ。
「散々歩いて疲れたところで、広々した湯船にゆっくりと浸かる。」
な~んて、考えただけでもワクワクしますなぁ~。
うん、楽しみ楽しみ!
ところで、お遍路さんのメンバーですが、
ってな感じで、今回もあっさりと 僕一人 に決定です。