只今、木場公園にいます。
木場公園は、かつての 「木置場 -きおきば-」。
上の右側の写真は、その名残を示していますね。
ちなみに「東京江戸散歩」の本だと、随分と南の方に番号が振ってあるので、
一応、その辺りの箇所を周回してみました。
単に広場です。 この辺りには特に何もないようです。
では、次に行きましょう。 次は 「舟番所 -ふなばんしょ-」 です。
ここがどうして「江戸東京散歩」で散策ポイントに指定されているかというと、
小名木川を航行する船を改めた番所。
小名木川は江戸への物資輸送の重要な交通路だったので、そこから不審な人物や物が入らないように番所を置いて厳しく取り締まっていた。
という理由からです。
ちなみに、この小名木川というのは、徳川家康が行徳という場所から江戸に塩を運ぶために作った運河だそうで、後に上記のような流通の主要路になったとのこと。
へぇ~。
小名木川は事務所の近所だけど、こんな由緒があるとは知らんかった。
舟番所はここから北上、少し距離があるけど、
ちょっとだけ遠回りして散策を楽しみながら行こうかな。
ということで、移動中。
木場公園からそのまま北上する方が距離的には近いのですが、
心地良い昼下がりなので、水辺の散歩道を通るルートを選択しました。
大横川沿いの散歩道を北上すると、
小名木川に合流。
すこし迂回して、再度、小名木川に出て、
少し歩くと・・・
第6散策ポイント 「舟番所 -ふなばんしょ-」
歩数 「13169」 時間 「13:43」
ちょっと遠回りしたこともあって、1時間ほどの移動時間となりました。
さて、次の散策ポイントは 「十万坪ト云 -じゅうまんつぼという-」 です。
ここがどうして「江戸東京散歩」で散策ポイントに指定されているかというと、
浮世絵師・歌川広重の作品「深川洲崎十万坪」で描かれた場所。
という理由からです。
歌川広重の「深川洲崎十万坪」といえば、
遠くに海が見える広大な土地を、上空を飛ぶ大鷲と同じ目線で描いたというもの。
当時のこの辺りは、江戸市中のゴミで埋め立てられた広大な土地。
要するに… 約10万坪の何もないのだだっ広い土地、ということです。
それはすなわち…
今のご時世に残ってるわけない!
そんな場所があったら、東京だとすぐにマンションが建ちます。
というわけで、あまり期待はできないですが、とりあえず行ってみます。