今日は「江戸歴史散策2」の出発日です。
現在、朝の 8:38。
事務所で簡単な朝食を済ませたあと、音楽を聴きながらマッタリしております。
あまり詳しくない土地を訪問する場合だと、
事前に地図を確認して移動シミュレーションを行ったりするのですが、
今回の訪問地は「日本橋 ・ 神田 ・ 浜町」と、
僕にとっては「ほぼ地元」という場所だけに、
出発前の意気込みとか緊張感とかは、一切ありません。
むしろ、直前まで情報をチェックしないで、現地に着いたら、
「へぇ~、ここには、こんな由緒があったのか~。」
てな感慨に耽りたい気分だったりします。
なお、今回の企画の持参品は、前回と全く同様、
これだけです。
「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」 と 「万歩計」 と 「カメラ」。
あと、これを撮ってる「コンパクトカメラ」と、
財布・携帯電話・ポケットタオルを用意すれば、出発準備は万全。
いつもながらの軽装備です。
さて、そんなこんなで 朝 9:00 になりました。
今回は訪問地が16ヵ所と、前回に比べて3ヵ所多いので、
少し余裕を持って、そろそろ出発したいと思います。
まず、最初に訪問する散策ポイントは、「千葉周作 -ちばしゅうさく-」 です。
ここがどうして「江戸東京散歩」で散策ポイントに指定されているかというと、
北辰一刀流の「剣聖」千葉周作が道場「玄武館」を開いていた場所。
位の桃井・力の斎藤・技の千葉といわれ、江戸三大道場の一つに数えられた。
門人に坂本龍馬等がいる。
という理由からです。
ほほう、早くも 坂本龍馬 関係の史跡がきましたね。
そういえば、ここは NHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも紹介されてました。
ということは、結構立派な史跡なのかな?
これは期待できそうです。
なお、厳密に言えば、坂本龍馬 は 千葉周作 の弟子と言うよりは、
その弟・千葉定吉 の弟子でした。
通っていた道場も、上記の場所にあった玄武館ではなく、
定吉が桶町に建てた道場の方でした。
なので実のところ、定吉さんの道場に比べたら、
「それほど、坂本龍馬 との繋がりが親密な場所というわけでもない。」
のですが ( 笑 )、同じ北辰一刀流の道場ということで、史実的にも、
龍馬が玄武館の方にも足を運んでいたことは間違いないとされているので、
坂本龍馬 ゆかりの地といって、全然問題ないでしょう。
では、そろそろ移動しましょう。