写真・イラストなどの無料素材から企画モノや旅行・グルメの情報まで、生活を彩るコンテンツ満載のバラエティ情報サイト － 彩クリWEB [ サイクリウェブ ]

Loading

担当：天河

ある日スーパーの日用品売り場でシャンプーを物色していたら、
見知らぬおばあさんに声をかけられました。

「このシャンプーのリンスって、これで良いのかしら？」

おばあさんは手にシャンプーとセットで売られているコンディショナーを持っていました。

私もはっきりとはわからないので、

「シャンプーとセットになってるみたいだから、それで良いんじゃないですか？」

とその場はちょっとお茶を濁す感じで返答をしました。

確かに、近頃は「リンス」よりも「コンディショナー」とセットで売られているシャンプーが多くなってきたように感じます。

リンスとコンディショナーって何が違うんでしょう？

そもそもリンスって何なのさ？という感じなので、そこから調べてみました。

• ・ リンスとはもともと石鹸シャンプーの中和剤で、弱アルカリ性の石鹸シャンプーに対して弱酸性の酸リンスで中和させ、髪のきしみを防ぐ目的で使われたもの。
• ・ 基本的には髪の毛を保護・コーティングするもの。

うん、確かにそんな感じ。

ではコンディショナーは？

• ・ その名のとおり髪のコンディションを整えるもの。
• ・ リンスとトリートメントの両方の効果を持つもの。

リンスとコンディショナーの話なのにトリートメントが関係してくるみたいですね。

じゃあトリートメントってどういうもの？

• ・ トリートメントとは傷んだ部分を補正する、ヘアパックのようなもの。
• ・ 栄養を補給するのが目的でカラーリングやパーマ等で痛んだ髪に使用するもの。

確かにトリートメントは髪が痛んでる時に使いますよね。

さて、トリートメントがどういうものかわかったので、
改めてコンディショナーがどういうものなのか、まとめてみると、

「髪の毛をコーティングするリンス効果と補正するトリートメント効果を持つもの」

がコンディショナーと言えるようです。

リンスとコンディショナーの違いは「トリートメント効果があるかないか」だったんですね。

…という事は、セットで売られているコンディショナーをリンスと同じ様にシャンプーの後に使う、というのは間違いではなかったようです。

見知らぬおばあさんに、嘘を教えたわけではない事がわかってほっとしました。

• ※ ちなみに、リンスとトリートメントでは粒子の大きさが違うそうです。
  トリートメントはキューティクルの隙間から入り込んで毛皮質に作用し、リンスは隙間まで入らず髪の表面について、 ツヤ ・ すべり ・ 手ざわりをよくするなど、髪の表面に作用するんだそうです。
• ※ リンス効果としては、コンディショナーよりリンスの方が上。
  トリートメント効果としては、コンディショナーよりトリートメントが上。
  つまりコンディショナーは、リンスとトリートメントの中間に位置するもののようです。
• ※ メーカー・ブランドによってはリンスとコンディショナーは呼び方を変えているだけで「同じもの」だったりもするそうです。

バックナンバー