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絞りの話

2009/03/12
担当:才谷

カメラのレンズには「絞り」という機能が付いています。

この機能は、レンズが取り込むことができる光の量を調節するためについており、その調節量は「F値」という数値で示されます。 また、絞りには「開放絞り」「最小絞り」というものがあり、その範囲内で絞り値を自由に変更することができます。

ちなみに、「開放絞り」とは光を一切絞らない状態、つまり、そのレンズが取り込める光の量が一番多い状態を示します。 一方、「最小絞り」とは光を極限まで絞った状態、つまり、レンズが取り込める光の量が一番少ない状態を示します。

ところで、なぜ絞り値は調節できるようになっているのでしょうか?

写真というものは、光によって映像化された被写体が、フィルムやデジカメのセンサーに伝わることで撮影されます。

ところが、フィルムやセンサーが受け付けられる映像 ( =光 ) の量というのは一定範囲に決まっており、その一定範囲を越えて光を受け続けてしまうと、受光量過多で白くとんでしまった写真が出来あがってしまいます。

たとえば、↓のような感じ。

白とびサンプル1白とびサンプル2

そこで、光を伝える量をレンズを通す時点で調節するために考案されたのが「絞り」です。

フィルムやセンサーにたくさん光を伝えたいなら、絞りの量 ( F値 ) を小さくする。
逆に、光を伝える量を少なくしたいのであれば、絞りの量 ( F値 ) を大きくする。

こいういう風に光を伝える量を調節するために、絞りが変更できるのです。

  • ※ 受光量過多は人間の目でも起こります。
    簡単な例は「トンネルを抜けたあと、一瞬目の前が真っ白になる」っていうあれです。
おわり
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