以前、彩クリWEBで 「上手なゆで卵の作り方」 というコラムを書きました。
その後、実際にそのコラム通りにゆで卵を作ってみたのですが、
その内の何回かは、ゆでてる最中に卵にヒビが入り白身が出てきてしまいました。
思い返してみると、ヒビが入ってしまった時に使った卵はひんやりとしていて、
常温よりは冷たかったような気がするんですよね。
「まだ少し冷たい気もするけど、20分も置いたからいけるかな~?」
と思って、やってはみたけど案の定失敗してる…といった感じです。
多分、その状態だと卵とお湯で温度差がありすぎるので、
ゆでてる内に卵にヒビが入ってしまうのだと思います。
かと言って、冷蔵庫から卵を出してきちんと常温になるまで待つというのは、
手持ちぶたさというか、正直時間がもったいない。
できれば卵を冷蔵庫から出してすぐにゆでられればいいな~と思い、
他にいい方法はないものか~と再度WEBで調べてみると、
「塩と酢」を入れてゆで卵を作る、という記事を見つけました。
「塩と酢」はたんぱく質を固める作用があるので、これを入れる事で、
ゆでてる最中にヒビが入っても白身が出てくる前に固めてくれるんだそうです。
この方法では卵の温度のことは全く触れず、
鍋に卵と卵がかぶるくらいの水と、塩と酢を少々入れて火にかける、
とだけあります。
これならなんだか上手くいきそうだ!
という訳で、早速このやり方でゆで卵を作ってみたら、
多少卵の殻にひびが入っても派手に白身が飛び出る事がなくなりました!
( たま~に白身が飛び出る事もありましたが、
塩と酢のおかげですぐ固まってくれるので大事ないです。)
再度、作り方をまとめるとこんな感じになります。
前回の内容より、前半部分が簡単になっています。
ついでに。
ゆで卵の黄身が真ん中にくるようにするには、
ゆでてる時に箸などで時々卵を静かに転がす、というのが一般的ですが、
鍋に「おちょこ」を卵の個数分並べて、
卵のとんがった方を下にして「おちょこ」に置いてゆでると黄身が真ん中にくる
という記事もつい最近発見しました!
この方法だとお湯が沸騰しちゃえば放っておけるので、
さらにゆで卵作りが楽チンになりますね。
これはまだ一度も試してないので、
是非、次にゆで卵を作る時に試してみたいと思います。