それでは早速、「チン!してチップス」で調理したいと思います。
と、その前に。
この「チン!してチップス」には、幾つかの注意点があります。
注意点の細かい内容は、製造元の「株式会社 曙産業」さんのWEBサイトを見てもらうとして、 ここでは、その中でも特に注意しておかなければならない、
「じゃがいも」「れんこん」「かぼちゃ」以外には使用不可。
という項目について説明します。
これは、「糖度の高い野菜や果物、繊維質の多い野菜、油を含んだ食材と電子レンジに掛けると発火する恐れがある」という理由からだそうです。
よって、糖分の高い「さつまいも」や「バナナ」、繊維質の多い「ニンジン」「ゴボウ」なんかは、基本的には調理不可となっています。
さて、注意点の確認も済んだので、試用レポートに行きましょう。
まずは調達した食材の紹介から。
上記のような注意事項があるので、用意した食材は当然…
はい、やってしまいました。
どうしても湧き出るチャレンジ精神を押さえることができず、「ダメだ」と注意書きにあるにも関わらず「紫色のアイツ」を用意してしまいました。( 笑 )
改めて説明すると、左から、
「じゃがいも」 「かぼちゃ」 「れんこん」 「さつまいも」
となっています。( 一応「さつまいも」は糖度抑えめのものを選びました。)
では、いよいよ調理開始。
まずはオーソドックスに「じゃがいも」のチップスから行きます。
まずは、スライサーに掛けやすくするために「じゃがいも」を半分に割ります。
次に、割った「じゃがいも」をスライサーに掛けます。
ちなみに、このスライサーの切れ味は抜群…なのですが、今回は「じゃがいも」の皮をむいていないからか「シャッシャッシャッ」っとリズム良くスライスできません。
なので、手のひらで「ぐっ…ぐぐっ…」と押し込むようにスライスします。
なお、この時点では結構な力が掛かるため、野菜ホルダーを使うとかえって危険なので手でスライスします。( 本当に切れ味抜群です。危険なので慎重にやりましょう )
「じゃがいも」が小さくなってきたら手でスライスするのは危険なので、野菜ホルダーを使ってスライスします。
で、スライスできたら、
チップスメーカーに並べます。
ちなみに、スライスした「じゃがいも」の厚さは、こんな感じ。
比較してるのは、銀行のキャッシュカードです。
キャッシュカードより少し厚みがある感じですね。
さて、準備が整いました。
あとは電子レンジに掛けるだけ~、です。
電子レンジに掛ける時間は、掛ける食材の重量や電子レンジのワット数によって変わりますが、だいたい4~5分くらい。
ただし時間内であっても状況によっては焦げちゃうことがあるので、中の様子を見ながら微調整を行います。( できたと思ったら、時間内でもレンジから出す。)
そして、こちらが完成品です。
いい感じに水分が飛んでいて、手に触れなくても「パリパリ感」が伝わってきます。
「ここまで来たら、あとはチップスを外して、お皿に盛るだけ!」
なのですが、実はここからが一仕事です。
水分が飛んで変形したパリパリのチップスは、簡単には容器から外れません!
↑のように、乾燥して変形した「じゃがいも」がチップスメーカーに引っかかってしまい、かなり上手にやらないと取り外すときにチップスが砕けてしまいます。
まあ、それだけ「パリパリにチップスが仕上がってる」ということですが、取り外しが終わった後は下が粉だらけになるので、何かを敷いて取り外し作業を行う必要があります。
取り外しが完了したら、お皿に盛って完成です。
こうやって見ると、なかなか良い感じ。
市販のポテトチップスのように「見た目が均一」ではないですが、
手作り感たっぷりで美味しそう。
ところで肝心の味の方なんですが、それは次回のレポートで報告します。
全てのチップスが完成してから、まとめて評価しようと思っています。