さて次は、公式サイト&ブログ用素材の撮影です。
こちらの方は、ポーズや表情などを重視した各種オーディション・宣材用の写真とは違って、全体的なイメージを重視した写真になります。
いわゆる「画を作る」というやり方です。
永田さんが 「とにかく白! 透明感のある写真!!」 というので ( 笑 )、
まずは、光が差し込む窓際のベットのところで撮影することにしました。
で、撮った写真が、こちら。
撮影中はとにかく、
「全身から力を抜け! 表情を柔らかく!」
「笑顔はいらーん! 微笑むのだー!」
「カメラを見るなー! カメラと俺を通り越した向こう側を見つめるんだー!!」
という感じで、やたら指示を出してました。
永田さん的には、うんざりだったかもしれませんけど。( 笑 )
でも、その甲斐あってか、
結構良い写真に仕上がってると思うのですが… いかがでしょうか?
ベットのところで結構な枚数を撮った後は、場所を変えての撮影。
ホワイトスタジオはどこに移動しても白いです。
おかげで良い感じに光が反射して、光量不足に悩むことはほとんどありません。
想定していた「透明感のある写真」には十分なっていると思います。
次は、透明感の演出を残しつつも、
少し色の強い物とあわせて画を引き締めてみました。
強い色が入るだけで、ふわっとしていた雰囲気が締まった感じになりますね。
これも、結構良い感じで撮れていると思います。
そんなこんなしている内に、ホワイトスタジオの使用時限になりました。
打ち合わせ時間も込みで考えて6時間利用のコースにしていたのですが、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
ちなみに、今回の撮影における僕の感想&反省はというと、
ベットのところの撮影では、「透明感」というキーワードからイメージがパッと湧いたのでスムーズに撮影できたが、 その他の場所ではなかなかイメージが固まらず、撮りながら画を模索するような感じになってしまった。
これだと撮影のリズムが悪くなってモデルさんに迷惑がかかるので、もっと早く画のイメージを固められるよう、イマジネーションを豊かにしたい。
といった感じです。
まあ、終盤はバテバテで頭が回ってなかったのかも…
という気もしますが、それだと、
「イマジネーションがどうこう言う前に体力つけろ」
という、ちょっとカッコ悪い締めになるので、
「イマジネーション付けなきゃ!」という方にしておきます。( 笑 )
なお、この記事を書いている時点では、まだ永田さんは出来上がり写真を見ていないので、彼女の今回の撮影における感想は聞けていません。
なので、彼女の感想については 「内緒 ♡」 ということでお願いします。( 笑 )
さて、「女優・永田杏也子 写真撮影レポート」はいかがでしたでしょうか。
この世にはフォトグラファーはたくさんいて、皆それぞれに撮影スタイルがありますから、今回のレポートはあくまでも「才谷の撮り方」という内容になります。
なので、撮影スタイルとか技術とかは気にせず、単純に読み物として楽しんでいただけたら嬉しいな~と思っています。
それでは、今回もご拝読、ありがとうございました~。
P.S. ここで再び、宣伝です!
みなさま、よろしくお願いいたします!