2008年12月21日(日)、千葉県柏市にある「あけぼの山公園」「あけぼの山農業公園」にて、俳優・青井真樹くんと女優・永田杏也子さんの写真撮影をしてきました。
友人でもある青井くんと永田さんの宣材写真を撮るのは、今年5月以来のこと。
5月の撮影はウチの天河に同行してもらい、外から目線で撮影レポートを書いてもらったので、今回はフォトグラファー目線で撮影レポートを書こうと思います。
■ 撮影日 数日前 -事務所で打ち合わせ- ■
5月の撮影では、撮影日当日に現地で撮影イメージを打ち合わせ、ロケハンしながら転々として、いい撮影ポイントが見つかったら撮影するというやり方をしたのですが、今回は、それぞれの仕事に合ったイメージの写真を撮る必要があったので、撮影日の数日前に事務所で打ち合わせを行いました。
打ち合わせでは、様々な意見交換がなされました。
これらの意見を出し合って議論した結果、今回撮影する2人の写真イメージは次のように決まりました。
■ 撮影日 前日 -事務所で撮影準備- ■
今回の写真撮影にあたって、僕は次のような機材を用意しました。
簡単に説明すると、
カメラ×2、レンズ×2、フラッシュ、露出計、小型ブロアー、
ペン型レンズクリーナー、折りたたみ式レフ板、クロス×2、
その他 ( 予備バッテリー×2、記録メディア2GB×10、ほか備品いろいろ )
となっています。
カメラはメイン機とサブ機の計2機。
レンズは標準レンズを2本用意。
( ポートレートが中心になるので、望遠レンズは持って行きません。)
フラッシュやレフ板は逆光などで顔が暗くなるときに使うので持って行きます。
僕はポートレート撮影ではマニュアルで撮るので、露出計も必需品です。
記録メディアは2GBを10枚。 4GBや8GBとかだと、万が一メディアが破損したときに被害が大きくなるので、大き過ぎない容量のメディアを複数枚用意します。
予備バッテリーや各種備品も、万が一のことを考えて2個づつ持って行きます。
ちなみに、これら全部をバッグに詰めると、重さは7~8Kgほど。
野外での撮影は、これ持ってあっちこっちウロウロするんで結構大変です。
準備が済んだ後は、簡単なイメージトレーニングを行います。
どのような流れで2人を撮影するか、どのような雰囲気の写真を撮るか、フレーミングはどうするか、などなど、現場に行く前に想像できる範囲で、軽くシミュレーションを行います。