少し前のことですが、そら豆が安く売られていたので買ってみました。
そら豆のような季節ものは年に数回しか食べない為、
茹で方を毎年調べては忘れてしまいます。
覚えているのは沸騰したお湯に塩を入れるという事ぐらい。
茹で時間が思い出せません。
という訳で、そら豆の茹で方をWEBで調べた結果、こんな記事を見つけました。
「さやから出して黒いスジに包丁で切り込みを入れ、
沸騰したお湯に塩と酒を入れて2分茹でる」
酒を入れるとそら豆の青臭みが取れるそうですね。
そして、2分茹でたらザルに上げて団扇などでパタパタ扇いで冷ます。
冷水にとって冷ますと水っぽくなってしまうから、だそうです。
茹で時間2分って短くないか?と思いつつ、
調べたレシピ通りに実際やってみました。
黒いスジに切り込みを入れる作業は、ちょっと失敗すると深く包丁が入ってしまい、
豆の半分ぐらいまでザックリいってしまったりして、なかなか面倒な作業でしたが、
茹で上がったそら豆は今までになく、美味しくできました!
これまでは塩だけで茹でていたせいか、青臭みが残ってましたが、
( それでもそら豆はこういうもんだ、と思って食べてました。 )
酒を入れるだけで豆の甘みだけが残ったような味に。
そら豆ってこんなに美味しかったんですね!
茹で時間も、2分で充分…というかそれでもちょっと柔らか過ぎな印象も。
冷ますまでの余熱もあるのでもう少し短くしても大丈夫かもと感じました。
この辺は個人の好みに因ると思います。
ちなみに、黒いスジに切り込みを入れるのは、皮が皺になるのを防いだり、
火の通りを早くしたり、塩がまわりやすくなる目的で入れるものだそうです。
それから皮が剥きやすくなる、という記事もありました。
( 沢山あるね…。 )
面倒でも、きちんと切り込みを入れた方が、
見た目も綺麗で味も美味しく茹でる事ができるようです。
今年の旬はもう過ぎてしまいましたが、忘れないうちに書いておきましょう。
これで来年も美味しくそら豆を茹でる事ができるはずです。