東京都千代田区にある「皇居東御苑」に行ってきました。
この「皇居東御苑」は、その名の通り皇居の東側にある庭園 ( 国の特別史跡 ) で、無料で一般公開されています。
かつて江戸城 ( 本丸・二の丸・三の丸 ) があり、明治~昭和初期には宮内省と皇室関連の施設があったこの場所が庭園として開放されたのは、1968年(昭和48年)のこと。 面積は約21万平方メートル。 この広さは皇居全体の約3分の1にあたります。
敷地内には「江戸城天守跡 ( 天守台 )」「冨士見櫓」「番所」「松の大廊下跡」などの史跡や、「梅林」「竹林」「雑木林」「バラ園」「菖蒲園」などの自然・植物、 「二の丸庭園」「展望台」「三の丸尚蔵館」といった各種施設などなど、数多くの見所があります。 また、広大な敷地内には休憩所や売店などが設けられており、訪問者が無理なく観光できるように配慮されています。
さて、今回訪問した「皇居東御苑」ですが、ここは本当にオススメです。
…と、いきなり結論を書いてしまいましたが ( 笑 )、本当にオススメです。
オススメの理由としては、なんと言っても「入場無料」なこと。
これだけの見所があるのに「無料」というのは、本当に素晴らしいです。
まぁ、史跡とかは何度も見てると飽きますが ( 笑 )、
自然や植物に関しては毎年違う表情を見せてくれるので全く飽きません。
個人的にオススメなのは、二の丸庭園に咲き誇る「ツツジ」です。
あとは、本丸地区にある大芝生もオススメです。
皇居の芝生に寝転がって見上げる東京の空は格別です。
ちなみに、強いてマイナスポイントを挙げるとすると、 閉苑時間が、春・秋 16:30、夏 17:00、冬 16:00 と早いことと、史跡がちょっと寂しい所でしょうか。
でも、どちらもそんなにマイナスポイントではないですね。
閉苑時間が早いのは防犯上当然だし ( だって、皇居ですから )、史跡が寂しいというのも、基本的に跡地なんて寂しいもんなので仕方無いでしょう。
確かに、江戸城の天守が復元されていたり、松の大廊下が復元されて吉良上野之介と浅野内匠守の蝋人形とかが配置されていると面白いかも、とは思いますが、それはちょっと趣が違いますよね。
( 松の大廊下は「忠臣蔵」の発端となった場所です。)
さて、最後にもう一回。
今回訪問した「皇居東御苑」は本当にオススメです。
場所も東京駅から近いので、東京都外在住の方も比較的訪問しやすいと思います。
機会があれば、ぜひ訪問してみてください。