先日、企画のネタを探しに本屋さんに行きました。
「そういえば…
前々回の “東京銭湯巡礼2” 以降、徒歩もの企画をやってないなぁ。
今回は久しぶりに、どっかを歩きまわる企画でもしようかな。」
と思って、それ系に使えそうな本を探してたら、ちょうど良いのが見つかりました。
「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」
この本は、その名の通り、
“切絵図”と“現代図”が付いている、持ち運びに便利なサイズの東京散策ガイド
です。
もう少し詳しく説明すると、
“江戸切絵図”( 江戸時代の地図 ) と、同じ場所の“現代図”が対照配置されており、
それを比較することで、その場所の変貌ぶりや社寺の健在を知ることができる本。
B5より少し小さめなコンパクトサイズなので、もち歩きにとっても便利。
という感じになります。
ちなみに、中はこうなってます。
写真左が“切絵図”で、写真右が“現代図”。
切絵図上に江戸時代にまつわる有名な場所や寺社・史跡がマーキングされていて、
「それが現在だとどこに当たるか」 が現代図の方にマーキングされています。
黄色いページは、そのマーキング箇所の説明になっており、
その説明ページを挟んで、“切絵図”と“現在図”が左右に対照配置されています。
で、こんな感じの「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」を使って、
今回、どんな企画をやるかと言いますと…
「この地図に載ってる名所・寺社・史跡を徒歩で巡る」
という、これまでの徒歩もの企画、というか「銭湯巡り」と同じことをやります。
考えるのが面倒なので、ひねりは全くありません。( 笑 )
ということで、ルール説明も“東京銭湯巡礼”と、ほぼ同じです。
「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」に掲載されている、
“江戸時代にまつわる有名な場所や寺社・史跡”を巡ります。
なお、「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」では「散策MAP」が各区域ごとに分かれていて、 それぞれの区域で番号が1から順番に振られているので、この企画でも、その方式に従うことにします。
つまり、今回の企画では「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」に掲載されている散策ポイントを全部巡るのではなく、 ある1つの区域にある散策ポイントを、「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」にある番号順に巡っていきます。
で、今回巡る区域は「本所深川地区 ~江東区・墨田区~」( 13箇所 )。
「切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」では“本所深川地区”は2ページに分割されているので、それに従い、今回はその内の1ページ分を散策することにします。
「徒歩」です。 もはや、理由はありません。
散策ポイントに到着したら、周辺の写真を撮ります。
あと、疲労度と時間経過を示すために、万歩計と時間をチェックします。
今は仕事がとっても忙しいので、12時間とします。
と、ルールはこんな感じです。
ほぼ、銭湯企画と同じですね。
使ってる地図も、銭湯企画の地図を流用してます。( 笑 )
ところで、今回の企画ですが、
実は最初に考えたルールは上のルールとは少し違っていました。
最初に浮かんだアイデアには、ちょっとだけひねりがあって、
「“切絵図”だけ持って、そこに載ってる名所・寺社・史跡を徒歩で巡る」
としていたんですが、掲載されている切絵図を見ていたら、
「こりゃぁ、無理だ…」
と思ったので、そのアイデアは捨てました。
京都とかと違って東京の場合は、
「埋立」や「震災」「空襲」などの影響で、昔と随分変わっちゃってるんですよね。
もはや、ほとんどが跡地。
しかも、跡碑とか、それと分かるものが残ってるかどうかも不明。
ということで、「切絵図だけでやったら絶対に半日で終わらない!」と思ったんで、
フツーに、現代図を見ながらの巡回にしました。
さて、前フリはこの辺にして、次週はいよいよ出発です。
この「本所深川地区」には「遠山の金さん」とか「ジョン万次郎」の家があった場所とかがあるので、とっても楽しみです。
ということで、今回の企画 江戸東京散歩 、皆様、乞うご期待!