電子レンジで6通りの調理法ができる「ニュードリームキッチン」の試用レポート。
先週は「焼く」をレポートしたので、今週は残りの5つ、
「炒める」「煮る」「炊く」「蒸す」「茹でる」を試してみたいと思います。
■ 蒸す ■
まずは「中華まん」を蒸してみます。
プレートに少量の水を入れ、予備加熱としてプレートを2分ほど電子レンジで温めた後、中華まん2個をニュードリームキッチンにセット。
で、加熱すること約3分。
バッチリ中華まんができました。
ちゃんと蒸しあがっています。 普通に美味しいです。
「蒸す」というミッションは、きちんとこなしているようです。
ただ…
予備加熱が必要な分、調理するものによっては効率が悪いかも、と思いました。
たとえば、今回調理した中華まんは
「水にサッとくぐらせラップに包んで、電子レンジで約5分」
でも調理できるものなので、いちいち予備加熱が必要なニュードリームキッチンで作るのは面倒臭いと思いました。
ちなみに、この後、ラップに包んで普通に電子レンジで温めた中華まんも食べてみましたが、味の違いはあんまり判らなかったです…
■ 茹でる ■
事務所にたまたま、取引先の方から貰った蕎麦があったので、それを茹でてみます。
茹でる場合は予備加熱はいらないみたいなので、水を入れ、そのまま蕎麦をセット。
ちょっとプレートの大きさが足りない感じですが、蕎麦の端を少し削って無理矢理セットして ( 笑 )、加熱すること約7分。
蕎麦が茹で上がりました。
なお、上記左の写真は蕎麦をかき混ぜた後です。
レンジから取り出して蓋を開けたときは、入れたときの状態のままでした。
( 蕎麦の両端がくっついて硬くなりはじめていたので、慌ててかき混ぜた。 )
で、食べてみた感想は… 普通に美味しいです。
ちゃんと茹で上がっています。
麺類を茹でるにはちょっとプレートの大きさに難がありますが、ショートパスタとかなら問題なさそうです。
ただ、レンジに投入した後は茹で加減を見るタイミングがないので、微妙な茹で加減を求められる料理には向かないように思います。
■ 炒める ■
ニュードリームキッチンのキャッチコピーで、一番「?」だったのが、この「炒める」という調理法です。
僕は「炒める」と聞くと、熱した中華鍋に食材を入れて、お玉でガシガシとかき混ぜながら調理するシーンを思い浮かべるのですが、そんな調理法が、電子レンジに入れるだけで本当にできるのでしょうか?
まあ、とにかく、試してみましょう。
で、今回試してみる炒め物は「肉野菜炒め」です。
調理開始時点から参加している ( というか、強制的に手伝わせている ) 天河は、
「炒めるって言ったら、チャーハンでしょう!」
と言っていますが、正直なところ僕は、
「いくらなんでも、コレでチャーハンなんか出来るわけねぇーだろ!」
と思っているので、誰が何と言おうと「肉野菜炒め」を作ることにします。
ということで、例のごとく、プレートを5分ほど予備加熱。
その後、もやし・キャベツ・豚肉を、ニュードリームキッチンにセット。
「焼く」の鮭のときと同じく、この時点で、かなり強烈にジュージューいってます。
どうやら、この時点で「焼く」というミッションが行われて、その後、レンジに投入することで、全体に火が通るということになるようです。
ということは、焼けるのはプレートに接している所だけのような気もしますが…
まあ、とにかく加熱してみましょう。
で、加熱4分で、こうなりました。
完璧に火は通っています。
して、実際に食べてみても、実に美味いです。
でも…
えーと、これに関しては、天河のコメントで締めさせていただきたいと思います。
炒め物というより、蒸し焼きという感じでした。
体には良さそうだけど、まったく中華の野菜炒めではないです。